塗装工事の工程写真|5つの撮影ポイントと実例【現場で使えるチェックリスト付き】

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塗装工事で工程写真が必須な3つの理由

この記事では、塗装工事の工程写真について以下の内容を解説します。

工程ごとの写真だけが施工品質を証明する唯一の手段です。「ちゃんと3回塗りました」と口頭で説明しても、写真がなければ根拠になりません。

特に外壁塗装は金額が大きく、施主からの信頼が重要です。工程写真をきちんと残しておけば、手抜き工事との差別化になり、万が一クレームが入ったときの防御材料にもなります。面倒でも、各工程で数枚ずつ撮る習慣をつけておきましょう。

塗装工事で撮影すべき5つの工程

塗装工事の写真台帳では、以下の5つの工程を押さえておけば必要十分です。まず全体像をチェックリストで確認してから、各工程の詳細を読み進めてください。

工程 撮影タイミング 撮り忘れ注意度 チェック
①施工前の現状 工事着手前 ★★☆
②下地処理(ケレン・高圧洗浄) 作業中+処理後 ★★★
③下塗り 塗布前+塗布後 ★★☆
④中塗り・上塗り 各塗り直後(黒板必須) ★★★
⑤完成(足場解体前) 足場解体の前日まで ★★★
工程別の撮影ポイントをスマホで確認しながら使う

現場でこのチェックリスト通りに撮影 → アプリで写真を1〜4枚選ぶだけ → 塗装工事の写真台帳がその場で完成します。

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工程別の撮影ポイント・黒板の書き方・アングルのコツ

1. 施工前の現状

工事に入る前の状態を記録します。ひび割れ、塗膜の剥がれ、チョーキング(手で触ると白い粉がつく状態)など、劣化の状態がわかる写真を撮りましょう。

全景だけでなく、劣化がひどい箇所は近接で撮影しておくと、施工の必要性を説明する資料にもなります。

2. 下地処理(ケレン・高圧洗浄)

塗装の持ちを左右する最も重要な工程です。高圧洗浄で汚れやコケを落としている様子、ケレンでサビや旧塗膜を除去している様子を撮影します。

作業中の写真処理後の下地の仕上がりの両方を撮るのがポイントです。下地処理は完成後に見えなくなるため、ここの写真が特に重要になります。

3. 下塗り

シーラーやプライマーを塗布する工程です。下塗り材は透明や白色のものが多いですが、塗る前と塗った後で表面の色や質感が変わるので、比較的撮影しやすい工程です。

黒板に「下塗り」「使用材料:〇〇シーラー」と書いて一緒に撮影しておくと、後から整理するときに迷いません。

4. 中塗り・上塗り

中塗りと上塗りは同じ塗料を使うことが多いため、写真だけでは見分けがつかないのが最大の難点です。

対策として、以下のいずれかを実践してください。

これだけで、中塗りと上塗りを別工程として証明できます。

5. 完成(施工後)

最後に仕上がりの状態を撮影します。全景と近接の2パターンを撮るのが基本です。

ここで注意したいのが撮影のタイミングです。外壁塗装の場合、足場を解体してしまうと近接写真が撮れなくなります。足場があるうちに、各面の近接写真も忘れずに撮っておきましょう。

塗装工事の工程写真イメージ(下地・中塗り・上塗り)
各工程で撮影しておくことで、施工品質を証明できます

塗装工事の写真でよくある失敗

塗装工事の写真撮影で、現場でよく起きる失敗パターンを紹介します。事前に知っておくだけで防げるものばかりです。

① 中塗りと上塗りの写真が見分けられない

これが最も多い失敗です。中塗りと上塗りに同じ色の塗料を使うため、後から写真を見ても「どっちの工程だっけ?」となります。

対策はシンプルで、黒板や塗料缶に「中塗り」「上塗り」と明記して一緒に撮影するだけです。手間は数秒ですが、これがないと台帳として成立しません。対策に要する時間は1枚あたり約30秒です。

② 足場解体後に撮り忘れに気づく

完成写真を撮ろうとしたら、すでに足場が解体されていた――というケースは珍しくありません。地上からでは外壁の上部や細部が撮影できず、やり直しがきかない状況になります。

足場があるうちに、全面の近接写真を撮り終えておくのが鉄則です。足場解体のスケジュールを確認して、前日までに撮影を完了させましょう。やり直し撮影が必要になると、足場の再設置など余分なコストと時間が発生するため、事前確認に5分かけるだけで大きなリスクを防げます。

③ 天候の変化で色味が違って見える

曇りの日と晴れの日では、同じ塗装面でも写真の色味がまったく違って見えます。施工前と施工後で色味が異なると、台帳としての統一感がなくなります。

できるだけ同じ時間帯・同じ天候条件で撮影するのが理想です。難しい場合は、黒板に日時と天候を書いておくと、色味の違いの理由が説明できます。黒板への記入は1回1〜2分程度ですが、後からの説明コストを大幅に削減できます。

④ 全景のみで近接写真がない

建物全体の写真だけで済ませてしまい、塗膜の状態や仕上がりの質感がわかる近接写真を撮っていないケースです。全景だけでは塗りムラや細かい不具合が確認できず、台帳としての証明力が弱くなります。

全景を1枚撮ったら、同じ面の近接写真も必ず1〜2枚撮る習慣をつけましょう。特に劣化が激しかった箇所や補修した箇所は、近接で撮っておくとビフォーアフターの比較に使えます。

⑤ 逆光や暗所で塗膜の状態が判別できない

午後の西日や足場の影で、塗装面が暗く写ったり白飛びしたりするケースがあります。写真で塗膜の色味や質感が判別できないと、工程写真としての価値がなくなります。

撮影前にスマホの画面で明るさを確認し、逆光の場合は立ち位置を変えるのが基本です。どうしても暗い場所では、スマホのライトを使うか、時間帯をずらして撮り直しましょう。HDR機能をONにしておくと、明暗差が大きい場面でもバランスの取れた写真が撮れます。

ポイント:塗装工事の写真は「後から撮り直しがきかない」ものがほとんどです。迷ったら撮る、多めに撮る、を意識しましょう。写真の撮り方の基本は工事写真の撮り方のコツも参考にしてください。

塗装工事の写真を効率よく整理するコツ

塗装工事では、1つの建物でも面ごと・工程ごとに大量の写真が発生します。撮影後の整理を楽にするために、以下のコツを押さえておきましょう。

「面」と「工程」で分類する

外壁塗装の場合、南面・北面・東面・西面の4面 × 各工程で写真を分類するのが基本です。「南面 下塗り」「北面 上塗り」のように、面と工程の組み合わせで整理すると迷いません。

黒板に情報を書いておく

撮影時に黒板へ「面」「工程名」「塗料名」を書いておくと、後から写真を見返したときに一目で内容がわかります。特に塗料名は、使用した材料の証明にもなるので必ず記載しましょう。

1日の終わりに整理する習慣をつける

写真の整理を後回しにすると、数日分がまとめて溜まり、どの写真がどの工程かわからなくなります。その日のうちに写真を確認・分類するのが最も効率的です。

面倒に感じるかもしれませんが、1日10分の整理で、後から何時間もかかる作業を防げます。

スマホだけで整理したい場合は、Googleフォトのアルバム機能を活用する方法もあります。「南面-下塗り」「北面-上塗り」のように面と工程を組み合わせたアルバム名にしておくと、撮影した写真をその場で振り分けられ、後からの台帳作成もスムーズです。

スマホで塗装工事の写真台帳を作る方法

塗装工事では工程ごとに大量の写真が発生するため、台帳作成の手間も大きくなりがちです。現場で撮った写真をそのままスマホで台帳にまとめられれば、事務所に戻ってからの作業を大幅に減らせます。

工程写真が多い現場でよくある管理トラブルと対策

4面 × 5工程で写真が増える塗装現場では、管理ミスも起きやすくなります。以下のようなトラブルに心当たりがある場合は、整理の仕組みを見直すタイミングです。

「工事写真台帳つくるくん」なら、スマホで写真を選ぶだけでPDF形式の写真台帳が完成します。

スマホで簡単に工事写真台帳を作成するイメージ
つくるくんなら、スマホだけで写真台帳が完成します

Excelで写真台帳を作る場合、写真の転送・貼り付け・サイズ調整に時間がかかります。特に塗装工事のように工程写真が多い現場では、その差が顕著です。

比較項目 Excel つくるくん
費用 無料 月額500円(税込)
写真の配置 手動(サイズ調整が必要) 自動(選ぶだけ)
PC 必要 不要(スマホのみ)
PDF出力 印刷設定が必要 ワンタップ
写真が多い場合 ファイルが重くなる 影響なし
データの保存場所 PC内 端末内(サーバー不使用)

塗装工事のように4面 × 5工程で写真が増える現場こそ、スマホで効率よく台帳を作れるツールが役立ちます。

Excel台帳の作成に毎回2〜3時間かかっていませんか?
写真の転送・貼り付け・サイズ調整……工程写真が多い塗装工事では特に時間がかかります。つくるくんならスマホで写真を選ぶだけで台帳が完成するので、現場でそのまま5分程度で仕上げられます。

まとめ|塗装工事の工程写真チェックリスト

塗装工事の工程写真で押さえるべきポイントを、5工程別におさらいします。現場でスマホからこのページを開いて、撮り忘れがないか確認してください。

よくある失敗は「中塗りと上塗りの区別がつかない」「足場解体後に撮り忘れに気づく」「逆光で塗膜が判別できない」の3つです。黒板への記入・足場解体前の撮影完了・撮影前の画面確認を習慣にするだけで防げます。

撮影した写真は、その日のうちに面×工程で整理しておくと、台帳作成がスムーズです。

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